文系と理系の二種類の人間に分けてよく考えられているが、理系の中にもさらに二種類の人間がいるのではなかろうか?一つは、合理的に、論理的に考えることができ、物を作り出す能力に長け、不都合があればそれを改良して行くような人達である。もう一つは、所謂専門バカと言われる人たちで、視野が狭く自分の専門のことしか考えることができない人たちである。地球温暖化の原因が二酸化炭素であるとか、地震予知が可能であるとか言って多くの研究費を手にしてきた人たちもこの範疇に入いろう。博士課程後期課程を修了しても、企業では使い物にならないとい言われている人たちもこのような部類に入るかも知れない。鳩山首相も工学部出身であるが、オペレーシンリ・サーチを研究していたらしい。これは軍を合理的に動かすこと目的に、研究開発されてきたものではあるが、戦場のはっきりした近代的戦争には有効かも知れないが、そうでないところの戦争では米国のベトナム戦争でも実証されている通り、これを使った戦争に米国は負けている。ある種の単純化をできない複雑系のようなものには十分機能しないものであるように思われる。鳩山首相や菅大臣の言動を見ていると、後者の理系人間と見られる。
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