戦勝国が敗戦国の将軍や指導者を処罰することは昔からよく行われたことであり、戦勝国の権利であるかも知れない。しかし、それはそれとして、平和に対する罪とか共謀に対する罪とかを前面に出した東京裁判は近代的な行いのように振舞っているが、政治的演出であり、昔ながらの戦争の終わり方によったものであり、正当性のあるものではない。戦勝国がA級戦犯とした人たちは、彼らにとっては戦犯かもしれないが、我が国にとっては戦犯ではない。これは、日本人をJAPと侮蔑した言葉を日本人自身が自分のことをJAPと呼ぶようなおかしな話である。日本人自らA級戦犯と呼ぶべきではない。なぜ、戦争になったのかという問題と敗戦の原因は日本人自ら検証すべき問題であり、将来の正しい歴史評価に耐えうるように整理し、議論すべき問題である。東京裁判は太平洋戦争の一部であり、戦争行為に等しい。戦勝国によって処罰された人たちと呼ぶのが正しい呼び方であろう。
よろしければ、クリックをお願い申す。
にほんブログ村
負けるような戦争を始めた責任は誰にあるのか、自らが検証すべきことではないか。ひょっとしたら我々国民自身かもしれないにしても。戦勝国の言い分に従って刑を執行するまでは終戦処理のうちだから仕方が無いが、未だにこの戰爭裁判に自ら進んで呪縛され続けている日本人て、本当に変な民族。もういい加減自分の頭で考えようよ。
投稿情報: 三品吉彦 | 2009年8 月16日 (日) 17:51