よく言われるように、民主主義は欠陥の多い制度ではあるが、これに代わる制度が見当たらないのが現実である。昨今の情勢を見ていると人類はここ数万年基本的には全く進歩していないのではないかと思われる。民主的に物事を決するには多数決以外に道はない。ところが、結論に反対であった人の中には多数決で定まっても、いつまでも反対し結論に従わない人がいるのは問題である。またそう人に限って、議論の時に積極的に参加しないことが多い。今回、小泉氏が定額給付金に反対の態度を示すらしい。拙者もこの制度には反対であるが、前に賛成しておいて反対というのはおかしな態度である。彼は、結局は改革や民営化を自分の政権のために利用した扇動政治家であり、政局を利用するのが得意だけの人物であることを示ししてしまたことは残念であるが、これで、また国民が人物を見る目が肥え賢くなれば幸いである。
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