暮れから正月にかけて、丁度日清戦争が行われていた時期英国の旅行家というか探検家のイザベラ・バードの「朝鮮紀行を」読んだ。当時の朝鮮のありのままの姿が理解できる興味ある本であった。一般的見聞録でもあるが、当時朝鮮は如何に王室、役人が腐敗しきっていたか、なんと清国からの独立と朝鮮の近代化にいかに抵抗していたか、庶民の生活がいかに悲惨で、町が汚かったかなどが述べられている。さらに、日本が朝鮮人を通して、朝鮮の国政を改革することに徹頭徹尾誠実であり、などの記述もある。日本軍も各地で治安にも貢献していたようじゃ。朝鮮の下層階級の女性は粗野で礼儀知らずで、日清の女性に劣るとも言っている。韓国語の翻訳本があるかどうかは知らぬが、韓国人が翻訳しようとしても、自尊心が傷つけられ翻訳は諦めるのではないか思われる。しかし、ぜひ、在日の方には読んでもらって、少しでも真実の歴史を、それから何らかのものを学んでもらいたものじゃ。あるいは原文が手に入るなら、そちらで読んでもらいたい。彼女が特に朝鮮に悪意を持っていたとは思われない。「朝鮮紀行、講談社学術文庫1340」
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