フランスのサルコジ大統領がチベットのダライラマと会談することを不満として、エアバス社の旅客機の購入を取りやめるなどと言って、フランスを脅かし始めたようじゃ。中国にとっては世界で覇権を握ることが第一目的であり、政経分離などあり得ない。すべてが覇権を握ることに向かている。WTO加盟を許すの早すぎたのである。翻って、我が国のことを考えると、我が国が支那大陸に対し優位を保ってきたのは明治後期より昭和の中期までの約半世紀のみであり、建国以来我が国は大陸からの圧力に苦しめられ、それに対する対応は、その時々の政府の最大関心事であった。再び支那大陸の勢力が大きくなった今、大陸圧力に屈する危険が迫っていると言えよう。今日このごろの世の出来事を観ずると、そのための工作は我が国のあるゆる分野に浸透しているのを感じる。それを力で排除することは現状では難しい。まずは心の防衛を行うべきであろう。
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