外見より内面だとよく言われるが、外見は人に与える影響力において大変重要である。形の芸術である彫刻などは外見形状の持つ人の心に与える影響を考えなければ成立しない。人に着る服装もそうである。それぞれの服装はその人の心に潜むもの、願望なども表している。もちろん、実用的な意味、すなわち外気から身を守る、人の身分や階級、職業も表すことができる。軍服を着ていれば戦場で敵兵を殺しても罪に問われることはない。学校の先生が作業服で授業をすることは授業が単なる労働であることを表している。作業服で食事をすれば、食事は単なる栄養をとる作業であり、食事に対する感謝の意などそはこにはなくなる。宗教施設では皆帽子を脱ぐ。帽子には脱ぐだけの理由を帽子は持っている。男子が帽子を室内でかぶってTVに出演すれば、それは聴取者を馬鹿にした行為である。高校生の高校に対する考えも服装に出る。服装の悪い生徒を入学させないことは、乱れた高校の矯正へとつながる。それを持って入学を拒否した校長の行いは正しいことと考える。正しく服を着ることは文章に書かなくても常識である。
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