ローマ帝国の滅亡に関しては、ギボンや塩野などによる多くの書や研究がある。拙者の見るところ、その滅亡の象徴となったのが傭兵隊長の皇帝が誕生であったと思える。ローマ帝国のもつ矛盾がここに吹き出している。さて、現在の米国であるが、やはり、オバマ氏の大統領当選が、後の世に、米国滅亡の象徴と言われるようになる可能性は高い。米国の持つ矛盾がこの新大統領当選に表れている。近代社会の基礎である思想、自由平等友愛はなんと経済格差人種問題として顕在化している。米国民が気が付いているかどうかは分からないが、その矛盾を受けて新大統領を選んだとしてとしても不思議はない。
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