我が国の安全保障の根幹はなにか

国にとって最も大事なものは国民の安全を守る国防政策であろう。我が国は米国との安全保障条約のもとに、国の安全を図ってきた。これが、自民党の政策と拙者は解釈している。その政策は、首相が変わるごとにコロコロと変えるもではない。日本は残念ながら、自国の軍備だけでは国は守れない。価値観を共有する、国と集団自衛権の行使のもとに安全を確保しなければならない。これに関する有識者懇談会が答申を出すに当たって、福田総理がその内容を変更するように求めたとの新聞報道がある。委員会だの懇談会は一応国民の声を含め第三者にその意見を聞くところに意義がある。その答申が出る前にその内容の変更を求めるなどは、独裁者もどきのもってのほかの行いである。これこそ、福田流の自分で決を下す勇気がないので、裏から手をまわして、自分で決断を下すのを逃げると云う、汚いやり方である。福田首相は北京でどのような約束をしてきたのか、明らかにすべきである。単に旅行してきましただの言っている場合だはない。