また、フランスで若者を中心に暴動が起きているらしい。考えてみると、フランスと云う国は不思議な国じゃ。国民性は繊細・優雅というイメージがあるが、その実は凶暴であり、すぐに頭に血が昇る面も強いようじゃ。すぐに実力行使的なマニフェスト(デモ)を始める。いまだに、革命前夜にいると勘違いしているようじゃ。パリーは美しいと云うイメージがあるが、パリーの汚さに、日本人観光客の一部はショックを受けるらしい。フランス語は美しいと云うが、もとをただせば、ローマ兵の方言にすぎず、訛りある語り言葉に過ぎない。これで国際語などと云うのもおかしなものじゃ。また、ドイツなどの国に比較して、自分たち民族の固有の言葉をほとんど失っている。国際的と思われがちだが、彼らの外交は実はもっぱら自国の権益を守ることにある。国連安保理に席をしめ、強国と思われているが、どうもあまり強くないようじゃ。自由をうたうが、ベトナムやアルジェで見るように植民地支配に最も固執した国じゃ。EUの提唱者でありながら、EU憲法条約の批准を否決している。ワインにはその土地固有の味、香りがあるが、それがおいしいかは別じゃ。イメージが崩れると、誰かが裸の王様だと叫ぶかもしれない。
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