一昔前は、子供はよく自分のことは自分でしなさいと親に言われたものじゃ。いよいよわが国にも自分のことは自分でする時期が到来したようじゃ。日米同盟は我が国の国防の基本であるが、その限界も見えてきた。国民は米国が無条件に我が国を守ってくれると云う幻想を抱いているようじゃが、そのようなことは憲法一条の夢を見ているに過ぎない。米国は自国に有利に働く時のみにわが国を防衛してくれると云う事はみんな感じているはずじゃ。無防衛都市を宣言しても、他国の軍隊が入ったときどのような扱いを受けるか、戦後の満洲や、台湾の例を見ても明らかである。物の本によると、中国は古来人間を食べる戦争をしてきたようじゃ。その中国は東シナ海の我が国の石油開発に対しては、軍艦を出すと脅してきている。北の拉致問題の解決も、米国頼みはもう望めない。我が国は自分で解決しなければならない。今他国のエイジンシーのような政治家や団体が大きな顔をしているが、やはり我が国は我が国の国益を、国民の安寧を一番にして、すべてに対処すべきである。