もう誰の目にも我が国の議会背度が希望不全に陥っていることは明らかである。これで、衆議院で多数派が2/3以下ならば、議案が成立できなくなことになる。このような欠陥憲法が戦後のどさくさにまぎれて作られたのは誠に遺憾じゃ。まあ、占領軍のいい加減さの表れではあるが。何はともあれ、議案が通過できるシステムを作らなければならない。一応、2/3条項があるが、これまた、封印されたもののように言っている政治家がいるのも不思議じゃ。それにしても、参議院の性格があいまいであり、議員の選出方法も問題が多すぎる。単に、屋上屋を架しているようなものである。今の議員共から既得権利を奪うことは、革命を起こすほどのエネルギーを国民に必要であるが、まず政治改革の第一歩として行わなければならない。今こそ、参議院で第一党となった民主党の第一の役目である。民主党が憲法を改正し、参議院か廃止案を出せばそれが通る可能性は極めて高い。参議院の魑魅魍魎がいなくなれば、わが国の秋の青空はもっと澄み切ってくる。
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