識者のみならず、一般の人たちも辟易しているわが国の電信柱の乱立は一向に改善の跡が見られない。われわれは、丁度クモの巣にとらわれた昆虫のような気分でうっとうしい電線の下で暮らしている。電柱を撤去した街がどんなに気分の良いものかわ、それを実行した街で証明されている。これでは、美しい国での観光立国などはとんでもない話である。もちろん、中には祇園から電柱をとったら情緒がなくなるなどバカな意見を言っている人はおるが。江戸時代にも電柱があったと思っているらしい。その上、電柱は町を散歩するものにも危険極まりない。狭い歩道や、車道に電柱が立っており、それを避けるには車道の中に出なければならない。その度に歩行者は危険にさらされる。特に老齢者や小学校の子供などには心配である。このような、電柱を放置している電力会社に殺人ほう助罪も含めて、交通妨害罪など、何らかの罰を与えるのが道理じゃ。
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