最近の我が国の政治の流れをみると、戦後の混乱からいまだに抜け出していないことが明らかじゃ。先ず制度上の問題点を挙げると、第一に、参議院と衆議院の役割が明確でない。両者が、同じ様な決定権を持つようでは、物事の決定ができない。制度上の欠陥がある。参議院での選挙結果の民意と、衆議院選挙の民意の差が分からない。党としての公約などどこ吹くがぜと、その時の総裁の意向で、保守党が、左派に早変わりする。保守を是としている人たちはどこに行けばよいのか?これでは、実質的に民主党と自民党の大連立である。バカバカして見ていられない。国民の意思はどこに行ったのか?さらに、小泉は自民党をつぶすと云っていたが、実は、彼は自分自身の政治権力欲しさに国民をだましたに過ぎない。立派に、もとの自民党の体質に戻り、魑魅魍魎が復活している。最後に、安倍氏が真の改革者であったことが、歴史が証明するであろう。
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