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拙者の見るところクリミヤ問題を解決するには、
1.先ずロシア系の軍隊を撤退させること
2.クリミヤの独立を各国が認めること
3.クリミヤをロシアに併合させないこと
4.クリミヤのおける韃靼人やクリミヤ人の安全を保証すること
以上が世界が手を打つ落とし所ではないだろうか。これでクリミヤが国として成り立って行けば良いのだが。それはクリミヤ国民の努力に期待しなければならない。
河野談話見直ししないとか、移民二十万人受け入れ検討とか我が国将来に関する問題を首相は軽々しく扱っているように思える。若年層の労働者不足や、人口減に対処するために移民を受け入れるのは正しい選択だろうか。現在の我が国の安定した状態は、二千年にわたり、相争いながらも単一化を行なってきた結果である。人間は、他の動物もそうであるが、他種族の排除の本性を持っている。教育によりそれを和らげることが出来るとしても本性は体の中に残っているものである。その中で、共存をしようとするには歴史が示すように又千年に亘る闘争を経験しなければならない人口減や若年問題は可学技術の発展で解決すべきものである。人間の能率が二倍になれば働く人口は半分で良いという感情になる。それを実現するには矢張り教育の改革が必要である。
河野談話の見直しをしないと云う発言を、苦渋に満ちた顔の下で、している。多分に、物事が良く分からない米国の指導者が、半島の安定のためにと頼まれた結果だと推測される。しかし、こういう一時的姑息な方法で事を済ませようと云うことは将来に禍根を先送りする結果になる。日本人が、日本の名誉に関すること何時までも黙っているとは考えられない。自分たちの利益とは関係なく不名誉な雑言に戦うためにより過激な方向走り出すことは目に見えている。結局は事は更に悪い形に発展することになろう。
太平洋戦争〔あるいは大東亜戦争〕は何であったのであろうか。日本と米国との利害の不一致がその原因と言って良いだろう。ハル国務長官の最後通牒は日本が支那大陸から撤退しろと言うことであり。我が国はそれを受け入れられないことにより戦争となったのである。それが争点であり、結局日本は負け、支那大陸から撤退したのが戦争の結末である。米国はその勝利以外に日本に何も求めてはいけない筈である。我が国に対する戦後の政策、例えば農地改革などはその権限を越えたものと言えよう。その意味で東京裁判なども不要なものと言えよう。米国の果たしてそのような認識あるのだろうか。世界の警察官の役を降りた現在では特にそうである。