婚外子の遺産分を二分の一とした規定が憲法違反であるという判決が最高裁で出た。この様な複雑な民法上の問題に対して全員一致の判断と云うのは異常ではないだろうか。子供が親を選べないなどと云うことを理由にするならば、子供はどの親からでも遺産を貰って良いことになる。国連の勧告だというのも変な話である。国連は出来る限り不内政干渉であるべきである。干渉して良いならば、共産主義は人権を無視するのであるから、共産主義の廃止を勧告すべきである。イスラム教の多妻も禁ずべきである。少なくとも婚外子は基本的に父親の財産のみを公平に受けるとすべきであろう。婚外子の母親の財産は実子にも平等に分けるのだろうか。子としての義務も平等であろう。問題は沢山ある。少なくとも、二分の一とする条文のみを削除して、違憲状態から逃れるのがよい。
コメント