現在の有権者の数の不公平は憲法違反である。これに対して、議会は何の手も打たないのは怠慢であることは言うまでもない。そこで、一応一増一減などと言う姑息な手段で有権者数の多い少ないの比を二にしようとしているようであるが、基本的には議員一人当たりの有権者数は同じであるべきである。有権者総数を議員数で割れば、一人当たりの有権者数は決まるのであるから、その地区の有権者数を調べて、割り振れば同一にすることは出来る。隣の人と選挙区が違うなどと言うことは有権者数の比の不公平さに較べれば小さな問題である。衆議院は地方の代弁者ではないのである。
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