東大震災以降「絆」が叫ばれているが、日本人の絆とは何だろうか。電車の中で老人が前に立っていても、知らぬ顔をして座っている人が、顔見知りの人が来ると直ぐに経って席を譲ろうとする。彼らにとって、絆は親戚、顔見知りか、同郷人止まりまでと云う所である。日本人同士が絆で結ばれているとは思えない。大震災の折に出た、瓦礫の受け入れ状況を見ても、西の方の地域で受け入れると言うところはない。どちらかというと排他的でさえである。沖縄などを見ていると、日本人としての絆を感じないグループが存在するようにも思える。
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