本来国の間の貿易というものは、それぞれの国が得意とする品々を自由に貿易して相補って行くことにより互いに利益を得るものであると拙者は考える。所が、互いに同じものを作り、人件費が安い方の国の方の品の輸出が増えて行き、輸入国の雇用が失われるような貿易はその国にとって望ましいものではない。これは安い人件費、すなわち間接的奴隷輸出と言うようなことになり、受け入れ側は社会不安を招くことになる。このような場合にどのような形の貿易が、公平であり、相互利益になるかのルールが必要であろう。これが、交渉と云う場での話し合いでなければならない。より自由な貿易は歓迎されるが、それが、相互利益となる事が必要である。広い土地(農業)や、奴隷を貿易することには賛成できない。しかし、自由な貿易は世の平和のために必要であり、その方向に世の中が進むことは避けて通れないであろう。問題は我国の交渉能力に掛っている。
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