何のために語学試験を大学での勉強に必要と考えて共通一次試験科目に加えているのか、文部科学省は考えているのだろうか。外国語は外国での情報や文化を知る上で必要なものである。しかし、今や、英語は何はともあれ世界共通語としての役割を果たしている。英語を知っていれば、多分90%以上その役割を果たすであろう。そのために、語学の試験が必要であるならば、英語の試験で十分である。その上、英語は日本語と違った構成をしており、そう言った異なった思考過程を理解することなどは、他学科と違った役割を果たすことが出来る。共通一次試験では、例えば韓国語とでは平均点で14点もの差がある。明らかに不公平であるし、それを学ぶ必要もない。韓国語のみを知って外国事情を知ることが出来るだろうか。外国で田舎のホテルに泊まれるだろうか。