人類は遠い昔より、他部族の土地を奪い、略奪をすることを繰り返してきた。しかし、その暴虐さを反省し、平和に暮らせる術を学び、ようやく近代的国家体系を作り上げてきた。所が中国のチベットやウィグル人に対する野蛮さを見ると、もう時計が数百年戻ったような気がする。共産主義は進歩などと自称してきたが、とんでもない話であり、大退歩である。それにしても多民族が融和することの難しさを改めて認識させられる。人種のるつぼと思われるわが国でも百ヶ国に分かれて相争っていた時代から長い年月を経てようやく単一文化を共有する時代へと歩んでいるところであろう。しかし、今また移民を受け入れろなどと云う事を云う人たちが現れてきているが、これは、再び我が国を騒乱の時代に戻すことになりかねない。北京オリンピックの時長野で中国人の起こした暴動は小さいけれどもよい教訓である。
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