計画経済も困ったものであるが、世に市場経済なら万能だと思っている経済学者がおられるようじゃ。しかし、経済学に無縁な拙者も含め、一般大衆は直感的にこれには懐疑的であるようである。需要と供給のバランスの下に経済が上手くゆくと云うのも信じられない。と云うのは、その原因の一つが、需要が実需要ではなく作為的に作られた偽物を排除するシステムができていないことにあろう。早い話、サギ師は需要を言葉巧みに作り出せる。遠くはオランダのチューリップの球根、近くは米国の住宅需要などすべて詐欺的な行為に騙された結果の今日の結果だとみんな感じている。経済の専門家と言われ、難しい言葉を喋る人達や会社を本能的に信じられないのが庶民の感情であろう。いわゆる原理主義者の言う事は信じられない。経済も含め、世の中のことに原理などある筈もないことに気が付くべきである。やはり、原理に照らしてなどと言わずに、今の欠陥を根気よく改善して行くのが正しい道ではないだろうか?
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