羹に懲りて膾を吹くと云う諺があるが、我が国の敗戦を受け、平和がこの世の第一の道徳というような風潮ができたようじゃ。それが、三段論法的に戦争は国があるからだとなり、更に国境があるのが悪いと云うことを言い出すものが出ている始末じゃ。それにグローバル化というキャッチフレーズまで、ついて始末が悪い。地域間に経済格差が現存するとき、経済が発展した我が国がその繁栄を享受しようとすれば、国という単位でそれを守る以外に道はない。国境がなければ何億という虐げられている国からの移住者が入ってきて我が国は滅亡するのは明らかである。かってグローバリズムを説いて投機経済ネズミ講経済を煽った経済人や政治家は今どこにいるのだろうか?一千万人移民計画を唱えた人たちは現在の失業者の群れをどう見ているのだろうか。戦争の失敗を弾劾する人たちはこれらの政策の間違いをどう説明するのだろうか知りたいものである。
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