我が国のマスコミ、特にNHKやA新聞は先の大戦で庶民が悲惨な目にあった、しかも、それが戦争を始めた軍のためで、全ての責任は軍にあるだというようなことを報道の中にすり込ませている。日本に対する総攻撃である。しかし、米軍の無差別爆撃、あるいは原爆投下によって生じた悲惨な庶民の体験は全て、国際法に違反した米軍によっている。彼らが非戦闘員を虐殺しなければ、少なくとも国内における悲惨な状況は起きなかったはずである。海外の戦地での住民の被害も戦った両軍の責任であり、我が国側のみの責任ではない。当然米国側の残虐行為の報告も数多くある。しかし、サンフランシスコ条約により、平和な関係が回復し、よりよい世界の建設に少なくとも日米両国は同意している。そのためには多大の努力を払っている。ここで、米国の国務省の高官が田野神氏の解雇を妥当する発言をしていると云う報道があるが、どこの国でも外務役人は物事の正否を判断できないようである。歴史を正しく知ら無ければ、人間というものを正しく知らなければ、今何をすべきかの判断もできない。少なくとも謝罪しろと言ったレベルの問題ではない。
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