目には目を、歯には歯を、人を殺せば殺される。これが、人々の心の中でもっとも満足できる犯罪に対する罰であろう。相変わらず、国連機関で死刑を廃止などと言っているが、上っ面の人権問題で片ずく問題では無いであろう。我が国では殺人事件に死刑が適用されてきている。殺された側にも人権があり、正当な自己防衛もできずに殺された人たちの無念を考え、正当防衛の権利を使用できなかった本人に代わりに公が果たすことには国民的合意ができてると考えられる。お互いに平等でなければならない。宗教的理由ならば、それは人為的なものであり、普遍則とはなり得ない。かって、キリスト教ではキリスト教信者以外を殺すことは許されてきた。よい例が魔女裁判である。政治的理由や、イデオロギーで殺すなどは以ての外である。我が国では切腹とか、敵討ちという伝統文化もあった。公が人を殺すことも、最も残忍な行為であるが、現実に一方犯罪者の側で行われている事実を無視はできない。大切なことは、人権という前に、単純に人を殺してはいけないと云うことを、殺人は極悪犯罪であることを小学校以降徹底的に教育することである。”汝殺す事なかれ”これで十分である。
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