北の湖理事長の下での大相撲の規律の乱れは目を覆うばかりであった。武蔵野理事長に代わり、まず立ち会いで両手を着くことを厳格に指導することを表明したが、拙者は大賛成である。ところが、ニュースで放映された取り組みを見ていると、やっぱり両手を着いていない。片手を着いて、一方の手を払ったような形の立ち会いである。我が国の相撲の美しさの一員は両手を着いての静から動への一瞬の変化にある。レスリングの飛び込みとは違う。100mのスタートで選手が両手を着かなければ即失格である。相撲でも行事が着いたことを確認してから軍配を引くべきである。違反者は即失格としてもらいたい。そうすれば相撲にも風格が出てくる。
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