常日頃感じていることではあるが、日本人は人を正しく選ぶことが下手なのではないか?今回のオリンピックを見てもその感を強くする。人を選ぶとき、ボスがいてそれが選ぶ、具眼の士がいて選ぶ、点数付けをして、高得点者から選ぶ、年功序列で選ぶなどの方法があると考える。ボスが選ぶ場合はボス自身に都合のよい人間を選ぶ弊害がある。選ばれる人間に必要な素質などを点数付けをして選ぶと云うのは、無難であり、人から文句をつけられない利点があるが、その裏返しに平凡な人が選ばれることになるし、その点数配分が恣意的になる恐れがある。配分点数が適正であるどうかも問題になる。具眼の士は心の中で点数付けをし、最後に、その人の感性と直感で選んでいると思われる。旨く行けば、これが最上と思われるが、我が国には具眼の士がいないのが問題である。無能な人間が上にいればもう最悪である。年功序列は選んだことにはならない。
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