明治の開国以来、我が国は西欧の文化を良しとし、その制度を取り入れてきた。福沢諭吉の脱亜入欧である。その反面、西欧諸国の植民地主義への反発と、我が国自身がアジアの一国であると言う自覚があった。我が国自身が西欧諸国の植民地にされる心配さえあった。それが、アジアの近代化を助けるという動きになって行く。この二面の間で、我が国は苦しんできた。この矛盾が太平洋戦争の一因と拙者は考える。しかし、今でもこの矛盾は解決していない。早い話、共産政権と組むことは真っ平ご免である。中共独裁政権が倒れても、その後に、まともな民主政権が成立する保証はない。ロシアが良い例である。選択の余地はない。旗印を明らかにし、入欧すべきである。例え、多少の不満があっても、欧米諸国のルールを基として、国を運営すべきである。
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