互いに譲れない争点を、命をかけて決着をつける決闘などは、人命を奪うものではあるので、そこに儀式が必要であり、作法も必要なことである。戦争もそうである。そうでなければ単なる虐殺になってしまう。米国は若い国であるので、こういった作法が未熟なのではなかろうか?映画では決闘は多くの場合どちらが先に銃を抜いたかで決まる。インディアンとの戦いも虐殺である。太平洋戦争も、民間人の大量殺略が戦略としてとられ、自国兵士の損害を少なくすることが、正義となっている。そのようにして勝った戦争に対する反省がないため、ベトナムを始めその後の戦争もうまくゆくことはない。米国は、何はともあれ、世界の警察官を自認しているのであるから、どう戦争をするのか考えるべきである。それとともに判断にブレが生じてはいけない。ブレては、他国からの信は得られない。
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