それぞれの国の間の関係はすべて国際法や当事国の二国間の条約で築かれており、それぞれの国の安全が保証されている。ところが、アジアの国の多くはは法治という概念に乏しいのではないだろうか。そのため、何時までたっても国家間の関係が安定しない。日中条約の時、我が国が法の問題を強く議題にしたため、周恩来はこういった連中は中国では法匪と言うと言ったという。こう云うことに、その国の法に対する態度が現れて言いよう。我が国は、鎌倉時代の領土安堵の書き付け。徳川時代の武家、公家、庶民に対する法度による締め付けがあり、完全に方の支配が確立し、順法の精神が根付いたたように感じる。西欧諸国でも、ローマ法による支配、神との契約など、法と契約が社会の秩序の中心となってきた。台湾でも国民党が政権を取った途端に順法の精神が無くなってしまった。アジアの改革はまず法治の精神を各国に植え付けることである。それには断固として法で戦うべきじゃ。
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