拙者の見るところ、チベットは中共軍の不法侵略による占領下にある。まずは、侵略以前の1951年締結の17条条約以前の状態に戻すのが正義と云うものである。たとえ、強迫による条約が有効としても、17条条約において、第一条は「チベット人民は団結しチベット外の帝国主義侵略勢力を放逐する。チベット人民は中華人民共和国と云う祖国の家族に戻る」とある。すなわち、それ以前は中国の勢力外であること認めている。条約後においても、「帝国侵略勢力を放逐」とあるので、当然現在の帝国主義勢力を放逐する権利がある。どの道条約以前なら占領下、以後であるなら帝国主義中共軍を放逐する権利がある。世界は中国に条約以前の状態に戻すのか、それとも条約を忠実に守るのかをはっきりさせるべきである。ダライラマ14世の言動を生ぬるいとする声もあるが、彼は、17条条約を前提とした考えであり、実は生ぬるいものではない。ついでだが、現在外国勢力の占領下にあるのは中国近辺諸国と我が北方4島と竹島である。
よろしければ、クリックをお願い申す。
コメント