二大政党制の良いところは、多くの考えのある中で、国論が比較的集約しやすいことにあろう。一方は、個人の自由な活動を重んじ、他方は、少々計画経済的な面に軸脚を置いているところが丁度良いところであろう。ところがわが国の保守党は官僚主導であり、補助金などをばらまく全く社会主義的な政策をとり続けている。方や、一方は、民主主義どころか未だに革命を夢見ているような議員を抱え込んでいる。議会は、真の議論の場からは遠く、政略的の見地からの議論のための議論をする場となっている。両者共に、この国をどうのように進めてゆくかと云う気は更々ない。特に外交軍事は国の進路の根底をなすものであるから、国益を第一に考えて行くべきものであるのに、両者ともに外国勢力と結びついていろとしか考えられない行動をとる。増長させているのがマスコミであり、あるいは電通のような宣伝機関である。
コメント