青森から鹿児島まで、列車で旅行して欧州などと較べて違った風景と云えば、、家屋が限りなく続き途切れることがないことである。欧州では、人々は一か所に固まって村を作って暮らしていることが多いのに、わが国では離れ離れにそれぞれ家を建て住んでいるようじゃ。能率がすべてとは言わないが、これは余りにも非能率な暮らし方ではないか。地方格差とか振興ということを各知事はすぐに口に出して言うが、離れ離れの一軒の家のために、それぞれ道路を一億円かけて作れば、その家の人は、一億円の家に住んでいることになる。集まって住めば、すべてのインフラがより経済的に整備することもできる。一億円の道路を造るより、その予算で、家が集められる政策を考えたらどうじゃ。その方が結局は皆のためになる。地方の市町村の改造を考えてみてはどうか。駅前の商店街のシャッター下りていることを嘆くより、駅前に商店街が必要なのかどうかを考えるべきである。米国かつての大きな町の商店街が消滅しているのを見たことがある。そこは銀行の建物があるだけで、すべて綺麗な緑の公園になっていた。地方には地方の暮らし方がある筈じゃ。