最近イデオロギーに先走って、実現不可能なような法律がまかり通っている。その例が、まず、建築基準法の改正じゃ。法律通りにすると莫大な時間が掛るのも考えずに、法律を作って、偽装問題が解決したような顔をしている。古紙の問題もそうじゃ。現実に古紙が足りなければ、古紙を所定量混ぜることはできない。古紙が多ければ実現できないような品質を要求して、はがきを発注するから、違反が起こる。違反が起こるたびに、順法精神が足りない、法律違反などと騒ぎ立てる。その前に、その法律が妥当で、実現可能性の検討すべきである。賞味期限にもその例じゃ。法律を作れば責任が逃れられる、あるいは環境環境と云えば、すべてが通るとでも思っているかじゃ。EUの官僚共もそうじゃ、できもしない京都議定書を作り、おまけに、CO2の削減には用無しの排出権取引など言い出している。話が飛ぶが、道路交通法の制限速度もそうじゃ。誰も守っていない。これでは、結局法律軽視の風潮が生まれることになる。
くらも先生
1/7に初めてコメントした文痴です。
本日のくらも天狗はさえていますね。
おっしゃるとおりで、最近の偽装は不可能に高いハードルに可能なようなことを言ってしまい、結果出来なかったことに国民みんなでそれ見たことかと騒ぐ、漫画のような風景だと思います。(喩えは先生ほどうまくありません)
投稿情報: 文痴 | 2008年1 月22日 (火) 10:47