本は買おう

今出版界は不況で、本が売れないと云う話を聞いている。確かに、わが国では、大量の書籍が出版されて、過当競争かも知れない。また、今は情報時代で、色々な情報が本というメディアを通さなくても手に入れることができる。公共の図書館に行けが、本を買わなくても読むことができる。しかし、翻って考えてみると、本はその著者が 莫大な労力を払って作り上げ知的産物である。その本を買ってもらわないことにはそ、その代償は得られない。本の内容に賛同するならば、その本を買うのが礼儀ではないだろうか?それこそが知を大事にする心でもあり、知的産業を盛んにする元となる。お互いに文化発展に益することになる。良い本を買って座右に置けば、その著者と共にあるような気分になると思うが、どうであろう。