今回の小沢の辞任の三文芝居の、遠因は我が国の政治システムの欠陥にあることは明らかじゃ。参院と衆院が同じような権利を持っていては物事が決まる筈がない。特に、二大政党制を目指すならば、参院と衆院の多数派政党が異なることなど常に起こることだ。衆院における2/3議決をタブー視するならば議会の運営ができるはずもない。小沢の辞任発表など、その過程における愚かさなどは論評外である。結局、小沢という政治屋は、政治権力が欲しいだけの人物であり、そのためには、主義主張をコロコロと変えることなど、どうでもよい人間である。それに振り回される周囲は壊されるのが落ちである。民主党が、あぶれ者の極左から保守までの寄せ集めであるから、うまい運営など期待できない。参院を廃止し、極左を切り捨て、いわゆる中道左派と、中道右派が誕生するまで、国民は泣きながら我慢しているよりほかはない。
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