自動車が動くのも、サッカーのボールが飛ぶのも、皆それらに力が働いているからじゃ。力とはモノを動かす働きをするものじゃ。スペースシャトルがどこへ飛んでいくかも、力の働き具合を計算すれば予測できる。ところが、力が働いていると思われる、建物や橋は動かない。動いて倒れたり、落ちたりしたら大変だ。時にはそう云うことも起こるが。テーブルの上の者もそのままでは動かない。力が働いているのに動かないと云う事は変なもんじゃ。動かないためには力はゼロでなくては困る。実は、力がゼロでなくても、力を足し合わせたものが、ゼロになっていれば、動かない。動いては困るものはこの原理で動かないようになっている。ものが突然二つに分かれて動き出さないのも、このおかげである。こう云った力を考えて、いろいろな構造物はつくられている。
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