省益あって国益なし、最大関心事は、縄張り、人事と予算分捕りの3つ、好きな大臣は自分たちの言う事を聞き、予算を分捕ってくるという点のみ、と云う事はよく承知している。しかし、高級国家公務員の給料は安すぎると考える。第一に、仕事の重要性を考えると、同じ程度才能の同級生の民間でのそれより多いとは思えない。行政官として、政治を陰で支える公僕としての職務を果たしてくれるならいくら給料を払っても高すぎることはない。また、その方が自分の役目を自覚するものである。第二に、現役での給料が安いから、特殊法人などを渡り歩いて収入を得ようとする。特殊法人の維持に出す、補助金を考えるならば、公務員に直接に給料を渡した方がはるかに安上がりである。変な平等主義がはびこり、さらに妬み心が追い打ちをかけ、使うべき金を使わなければ、安物買いの銭失いとなり、国民が損をするだけである。もちろん、行政の簡素化、任許可の事業の徹底的に減らすなどの政策をして出の上の話だが。
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