今回の防衛省次官の人事を見ると、小池氏と小泉氏との間に、共通点を感じられる。それは、先ず恣意的に既成事実を作りあげてしまい、それを周りに承認させる手法である。民主主義的手法は政策実現に時間を掛けなくてはならないが、これをすれば簡単に事はなる。満州事変の関東軍や、ヒットラーの電撃作戦等はそれに当たるが、結果としてうまく行くとは限らない。小泉の個人情報保護法や、女帝を容認させる手法などがそれに当たる。それらが、国民の支持を得られたものとは考えられない。情報保護の組織作りために、警察出身がよいとか言っているが、警察の方が、より内部情報が漏れており説明にならない。また、警察と軍隊の役目ははっきりと分けなければならない。ついでながら、女帝容認と、個人情報保護法とは関係があるように感じる。女帝を予定している人の母親の家柄が個人情報保護法で分らなくなるからである。少なくとも民衆主義から離れた手法である。
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