宗教についての、拙者の考えを昨日述べたが、云い忘れたことを書くことにする。それは、宗教が担ってきた、人々に道徳・倫理を教える面じゃ。確かに、野蛮であった人類に、正しい社会生活の規範を教えてきた功績は絶大である。中には変な規範もあるが。しかし、道徳・倫理と云う概念は宗教なくしては成り立たないだろうか?そう云ったものは正しい社会生活を送るに必要なものであることは、万人が認めるところであるから、基本的には宗教に頼らずに、学校教育や家庭・社会が持っている自浄作用的雰囲気で養うことができよう。もう、盗みを働いたら、地獄に落ちるぞと云ったことで脅かして、それらを守らせるなどは、現代の人たちにはできなくなると考えられる。もちろん、まだテロと結びついていると見られる宗教はあるが。
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