昨日、NHKクローズアップ現代で、沖縄戦の集団自殺問題を取り扱っていた。中共政権の正当性を対日戦の勝利によっている彼らが、日中友好条約を締結するにあたり、国内向けの説明として、日本で悪いのは軍部であり、一般大衆に罪はないとした。今また、中共が対日見せかけ友好に転じている時、また、硫黄島などの映画等で戦争の多面性が認識され始めている時、すぐに反応して、軍部断罪を目的としたと思われる番組つくるNHKの反応の素早さには感嘆するばかりじゃ!番組中で日教組先生の録音機をクローズアップしてガッチャと大きな音で録音を始める場面が何度も出たが、これは、この番組が実は告発番組であることの印象付ける手法であることは明らかである。しかし、放送では兵士が集団自殺に関係していたとしても、NHKにとって気の毒のなことに、軍部の命令を証拠づける証言はなかった。拙者の目には、乏しい弾薬の中で住民に大事な手りゅう弾を兵士が渡したということは、兵士と住民が日本人という一体感の中で、当時の極限状態の中での日本古来からの風習である介錯と受け取られた。両者の苦衷を考えるとき涙が出る。日本では、近年の会津戦争でも集団自殺は」白虎隊ばかりではなかった。戦争の悲惨さと軍の存在は別の話である。まだ色々と書きたいことがあるが、項を改める。
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