ちゃぽちゃんは、朝堂院で、三善清之さんを発見しました。
「ちゃぽー。もしもし。おそれいりますが、三善清之さんではありませんか。」
ちゃぽちゃんは、おそるおそる話しかけてみました。
「そうでおじゃるが。拙者は、忙しいのじゃ。ほっといてくれまいか。」
「あのう。ちょっと、お話が…」
「何度言ったらわかるのじゃ。話しかけないでくれたまえ。拙者は、「勘文」を書いているところなのじゃ。」
「あのう。ちゃぽと申します。後の世からやってまいりました。」
「なにっ。おおー。そなたが、後の世からやってまいったという評判のちゃぽ殿でおじゃるか。ちょうどよいところにまいった。」
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