くらも天狗

選挙

今日は日曜日じゃが、家でごろごろばかりしていられない。参議院の選挙に行かなければならない。しかし、これと云う候補者がいないのは困ったもんだ。選挙公報に改革しますだの、福祉を充実しますなど奇麗ごとばかりが書いてあるが、そんなことは一代議士の身でできるものではない。大体、候補者がどのような素質の人間なのか大事だと思うが。それに、わが国の選挙にはおかしなことが多すぎる。第一に、一票の格差が何時までたっても解消しない。選挙運動にも、選挙の不正の防止ばかりに気が取られ、奇妙な規制が多すぎる。より多くの、情報を選挙民に与えて選挙させるという意図が感じられない。投票所に行けば、外国では当り前のカーテンがなく、投票への書き込みが見られていしまう。拙者は参議院を廃止することを公約に掲げる候補者がいれば、その候補者に投票するのに！

対面通行を廃止を

すれ違く車を確認できると云うことで、歩道のない道では、車は左側人は右側を歩くように定められた。ところが、わが国の左側通行の原則までが、右側通行になったような錯覚が広がり、通行区分がめちゃくちゃになり、あちらこちらで、実に歩きにくい。原則は原則であり、社会の法則を変えるような事はしてもらいたくない。このようなことを法の番人である公安委員会にしてもらいたくはない。同時に赤信号にするということが、交差点から一時車を一掃するという名目で、行われたが、結果は赤信号でも車が進入してくるという法律蔑視の風潮を助長しただけじゃ。二輪車を、信号で停止している車の前に割り込ませる違反行為も公安が推奨している。公安が先頭立って、法律違反を進めることはすべきでない。

年金問題

さて、年金の処理の杜撰さが指摘され、民主党は今回の選挙の焦点とばかり騒ぎ立てているようじゃが、これは誠に妙な話だ。まず、どの政党が政権を取っても、昔を今にすることは出来ないのだから、この問題は解決できない。それでも、この問題の責任は先ず第一に、当然歴代長官にあることになる。それでは、どのような責任かと考えるに、現場担当者の部下監督が行わなかったところにある。ところが現場担当の自治労がその監督に反抗していて仕事をしなかったようじゃ。民主党の支持団体である、自治労が仕事をしなかったことに対し、監督しなかったことを攻め立てるのは、子供が勉強しないで、試験に落ち、監督しなかった親が悪いと言って、親が交代しろと言っているようなもので、責任転嫁もよいところじゃ。こんなことが選挙の焦点になるだろうか？先ずは、年金記録をどのような方法で、正常化するかが大事というものだ。

選挙公報

我が国の政治を改革しなければならないことは、万人の共通理解と考える。それには、政治の根幹を成す議員を選出する選挙に問題がある。議員一人当たりの選挙人の数の公平にすることがまず第一歩とであるが、差し迫った選挙を考えると、選挙公報の改革が必要じゃ。数枚の紙に候補者の経歴や公約が書いてあるが、あれで、適任者を選べるだろうか。もっと徹底的に政治に関する候補者の信条・見解を有権者が理解できるように改善する必要がある。財政や防衛、宗教との関係や社会保障の問題などに対して、お座なりではなく徹底した、しかも具体的見解を有権者に知らせる必要がある。候補者同士の議論も必要じゃ。新聞が毎日発行されることを考えると、その気になればできないことではない。少なくとも、選挙公報は数十ページはなくては困る。

政治屋にもＪＩＳ

多くの組織が栄えるのも衰退するのも、司る人次第と云う事は多くの人が等しく認める所じゃ。政治は人によって動かされるのであるから、その人選びは最も重要な分野である。ところが、わが国の政治屋の品質は決して高くないのは昨今の多くの事件で国民は」感じている。そこで、多くの品物には、その品質の最低限を保証するＪＩＳ規格がある。政治を商売とする政治屋にも最低限の品質が求められる。選挙に立候補する政治屋はその政治の基盤とする分野で、どれだけの知識を持っているかの試験を行う。さらに、その問題に対する見識を詳細に発表させる。しかも、それらに対して徹底的に議論する場を与える。などにより、ＪＰＳ資格を与える。これに対し、国家予算の数パーセントの費用を投じても，得るところの方が大きいたお信じる。もちろん、大臣に選ばれる人間には、その専門分野に対し、徹底的な見識の公開を求める。大臣になって、はじめて、”計らずも大臣なったのでこれから勉強する”などのたまう人物は排除すべきである。スポーツ選手、芸能人、間違ったイデオロギーに染まった人、単なる有名人では、ＪＰＳ資格が得られないシステムを作るべきである。庶民感覚などは市町村議員のみに必要のものじゃ。（ＪＰＥ：Japanese Pliticaian Standard)

くらまあ天狗からひとこと

お父上様！

　和平条約と申しますと、今から四〇〇年ほど前の昔、歐羅巴にて三十年戦争という大戦争が起きました時に、ウェストファリア条約と申すものが締結されておりまする。かの条約の共通第二条は、これまで敵対してきた双方が、相互に恩赦をいたすように定めてござりまする。三十年も続いた戦の間、敵味方とも相手方にひどい仕打ちをいたしましたゆえ、このような規定がござりませんと、恨みが残り、双方の復讐の連鎖を断つことは、できもうさぬからでござりましょう。これからの和平条約においては、相互恩赦の規定が必要と存じまする。いかがでござりますか、お父上様！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くらまあ天狗より　　　　　　　

和平条約

拙者は、考えることの自由と言論の自由に価値を置き、民主政治をよしとしているものじゃ。その点において、米国と価値を共有している。一方、米国の持つ多くの点での二面性は多くの識者から指摘されている通りに感じる。特に戦争においてじゃ。歴史的に見ても、インディアンの虐殺や、南北戦争における両軍の住民に対する暴行を考えると、先の戦争においても米国兵がよい子で紳士的な行動をとったとは考えられない。そうでないという事実や証言は数多くある。しかし、サンフランシスコにおいて、和平条約を締結したということは、それまでの経過を水に流し、和平への条件を出し合い、将来の友好関係をくづくことをお互いに誓ったと云うことである。我が美しい日本人は以来その努力を払ってきた。

国際紛争

さて、現在の世界を見るに、一大軍事グループをなしているのは米国，ＮＡＴＯ，中国およびロシアだ。この中で、戦争を起こしそうな国はどこだろうか？米国は９．１１のように直接攻撃を受けることがなければ暫くは戦争はしないだろう。ＮＡＴＯは国外紛争に介入することがあっても、他の大国と戦争をすることはないだろう。ロシアは自国を大国ぶって影響力を誇示して威張りたがるが、せいぜい近隣国を侵略する程度だろう。残るは中国じゃ。終局的には米国との戦争を念頭に置いていると思われるが、その前の段階として、台湾侵攻じゃ。これは中国にとって大きな賭けとろろう。台湾を盗るか、自分自身が内部崩壊するかじゃ。中国は、共産党独裁であり、軍は国民のための軍隊ではなく、中国共産党の私兵ということを忘れてはならない。

補助金と援助

政府が補助金を出せば、必ず腐敗が起こる。最近の、グッドウィルや緑資源機構、ＮＯＶＡを始め、その他数え上げればきりがない。これを防止する制度を整備していないなら、補助金は出さない方がよい。国においても同じじゃ。ある国の政府を援助すれば、必ずその政府は腐敗する。古くは蒋介石を援助したため、国民党は独裁化し腐敗した。ベトナムもサイゴン政府を援助して失敗している。その他、反共といだけで援助して腐敗した多くの政府がある。さて、今回のファタファ政権への肩入れは大丈夫だろうか？

制限速度

昨日は日曜日、ドライブに出かけた衆も多いことだろう。そこで、日本の道路の制限速度が余りにも時代遅れとは思わぬか？高速道路での100㎞/hである先進国を見つけることは困難じゃ！おまけに、片側一車線の高速道路は70km/hじゃ。下では皆の衆が80km/hで走っているのにだ。それにちょっとでも雨が降れば、80km/h、すぐに50km/hじゃ！大体、高速道路の最低制限速度は50km/hじゃ。最高速度も最低速度も50km/hで、どうして走ればよいのじゃ！一般道路の50km/h制限の多いこと、昔まだ舗装のないころの4号や6号線は60km/hで走れたが、舗装したとたんに50km/hじゃ。日本の最高制限速度は皆の衆は最低制限速度だと思って走っておる。公安委員会の意識改革が必要じゃ！