NHK番組のJAPANレヴィユー・国家戦略が放映された。一般的にいえば、前回の台湾問題ほどの偏向は見られないが、相変わらず所々にいわゆる自虐史観・反戦思想を忍ばせている。砲撃を受けた時の悲惨な状況などは歴史の流れからすれば取り上げるべき問題ではないが、長々とナレーションを続けている。”レヴュー”を”登場”と云う意味に使っているならば、時期としては開港より第一次大戦までの時代となると考えるが、どうも昭和二十年の終戦時までを指しているらしい。そうして、何度も日本は破滅に至ると言っているが、今の日本が破滅状態にあると云う認識なのであろうか?問題点は多いが、結論としてNHKは戦争に勝つには、現在の情勢から言えば国を守るための最新鋭の軍備と情報収集力の必要性、および国際的孤立を防ぐ、すなわち同盟関係の構築の必要性を説いているようであるが、番組の流れから言って、本心は何を思っているのかは拙者には分からない。
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