ダボス会議とやらで、麻生総理はアジア諸国に一兆五千億円のODA援助を表明するらしい。我が国は未曾有の経済危機の陥っていると云う認識を持ちながら、このような金がどこにあるのであろうか。これはみんな国民の税金からの支出である。このような多額の税金を国内の議論を経ずして、発表する権利を首相が持っているのか疑問である。少なくとも、来年度予算はまだ通っていない。空手形になれば国の恥である。我が国は赤字国債を発行している現状をどう認識しているのであろうか。単に、外務省の役人のパーホマンスならばどうして国民は受け入れられるだろうか。援助というものは得てして、受ける側の腐敗を招く。援助金の使用は出す側も受ける側も利権となる。米国が蒋介石やゴンジエムその他の多くの国の援助して、その国を腐敗させ、結局国を滅ぼしたと云う歴史に学んでいないとしたら愚かとしか言いようがない。つい先ごろ、西松建設やPCIの海外でのわいろが問題になったばかりではないか。援助はまず自分の国の経済を立て直してからじゃ。
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