« 2008年12 月 | メイン | 2009年2 月 »
ダボス会議とやらで、麻生総理はアジア諸国に一兆五千億円のODA援助を表明するらしい。我が国は未曾有の経済危機の陥っていると云う認識を持ちながら、このような金がどこにあるのであろうか。これはみんな国民の税金からの支出である。このような多額の税金を国内の議論を経ずして、発表する権利を首相が持っているのか疑問である。少なくとも、来年度予算はまだ通っていない。空手形になれば国の恥である。我が国は赤字国債を発行している現状をどう認識しているのであろうか。単に、外務省の役人のパーホマンスならばどうして国民は受け入れられるだろうか。援助というものは得てして、受ける側の腐敗を招く。援助金の使用は出す側も受ける側も利権となる。米国が蒋介石やゴンジエムその他の多くの国の援助して、その国を腐敗させ、結局国を滅ぼしたと云う歴史に学んでいないとしたら愚かとしか言いようがない。つい先ごろ、西松建設やPCIの海外でのわいろが問題になったばかりではないか。援助はまず自分の国の経済を立て直してからじゃ。
よろしければ、クリックをお願い申す。
世界各国のニュースを見ていると、それぞれのお国柄わかって面白い。たとえば、フランスの20 heuresでは、毎回のように何らかのマニフェスト、すなわちデモ行進の映像が出てくる。フランス革命の伝統がまだ生きているようである。BBCになると、経済の問題が多くなるが、議会での激しい討論の様子が放映される。さすが議会政治を始めた国のことだけはある。ロシアになるとまず、まず大統領や首相の話が出てくる。ツアーやスターリンの独裁国家の体質が残っているらしい。ABCでは最近ではオバマ新大統領や経済の話が多いが、ハリケーン、竜巻や山火事と自然災害の報道が比較的多い。アルジャジーラとなるとやはり中東の問題が主となる。そこへ行くと、我がNHKは真っ先にこう言う殺人事件がありましただの事件の話が真っ先にきて、それを長々と放映する。政治の話もあまり出てこないし、議論もしない。画面の色彩も実に汚い。日本の伝統を忘れたようである。放送局の品位と意識の低さを感じさせる。たまに出てくる北朝鮮の放送は戦争末期の大本営発表を思い出される。
よろしければ、クリックをお願い申す。
拙者は今回の給付金には反対である。同じ金を使うならよりよい方があるはずだし、国民の精神構造に悪い影響を与える恐れがある。しかし、コスト対パーフォマンスは悪くても、景気対策には少しは役立つであろうし、第一に、国会を通過している。民主主義の法則に従うなら、野党も少なくとも、法案が国会を通過したならば、給付金が国民のために役立つことに協力すべきである。反対だからと言って何時までもサボタージュしていたら、これは、かっての悪質な労組運動と同じで、内部で会社の破壊活動をしていることになる。我が国の野党はまず民主主義に基づく政治がどうあるべきかを考えて構想すべきである。これではモンスター政党と言われてもしょうがない。
よろしければ、クリックをお願い申す。
拙者は少々テニスをたしなむが、先年無理な打ち方をして転びひざの裏の靭帯を痛めてしまった。そのため、右足を踏ん張ることができず、滑って転びひざがしらを強打してしまった。そこで、靴を滑らないもに変えたら今度はひざの関節が痛くなった。さらに右足をかばうものだから左足に負担がかかるようになってしまった。世の中では、とかく連鎖反応というものはよく起こるものらしい。
対面交通とやらで、歩道のない道路では右側を歩けと云う公安の指導があってから、我が国では歩行者の歩く側がむちゃくちゃになっている。そのため、広い通路では実に歩きにくい。みんな勝手な側を歩いているのですぐにぶつかりそうになる。その時どちら側に避けるかという約束事がないとお互いに同じ方向にさけたりしてしまう。特に若い人は人を避けるのが苦手らしくぶつかってくるし、それで詫びようともしない。原則は厳重に守るのがよい。歩行者保護と言って原則を破ると、行いが乱れ、かえって危険なことにもなってしまう。法を守る役の公安が自ら法則を破るのを進めるのは感心しない。
景気対策と叫ばれているが、内容を見るとみんな政府がお金を使う話ばかりじゃ。拙者には経済理論とやらとは無縁であるが、景気対策などと言って赤字国債を発行しても、それを買うのが銀行ならば、銀行に金がなくなり、結局は投資する金がなくなり、貸し渋りなどが起こるとしか考えられない。これでは景気が悪くなるばかりである。まずは銀行が金を出せるようにするのが一番と思うが？お金を使わないで景気をよくするには規制緩和が一番ではないか。道徳に反すること、人や社会に害を与えない、公正な競争であり騙さないなどの原則として、変な既得権利の保護のための規制などを廃止すれば多くの企業が起こり、人が働く場が増えると思うがどうだろうか！基本的にはより自由な活動が景気を良くするのではないか？もちろん働く気のない人たちに働く意欲を起こさせることも必要じゃが、これこそ政治の問題ではないか。
よろしければ、クリックをお願い申す。
オバマ新大統領が誕生して、選挙公約のChangeはCame backとなり、Yes we canがYes you canに変わったのは御愛嬌であるが、彼の国でも景気対策に道路や橋に多額の公共投資をするらしい。わが国でも景気対策とやらで多額の投資をするようじゃが、いわゆる箱モノに投資するのは賛成できない。永続的に投資できないのであるから、その時お金が回り、雇用が創出されても、線香花火のようなもので、その後は、過剰な設備投資や失業者と国の借金そうして維持費が残るだけである。斜陽化を遅らせるだけの役しかしない。やはり、投資は将来性のある産業の創出や持続発展性のある産業にすべきであろう。少なくとも投資した資金が永続的にモノを作り出す起爆剤となるべきものであろう。無駄なものを作っても景気に役立つなどという考えには反対である。環境対策に波及効果がるかも疑問である？その間、正道を歩み、頭を絞り、耐えがたきに耐えなければならないのではなかろうか？ところが政治家や官僚にそのような才がるとは思えないのであるが。まずは不要な規制を廃止することぐらいはできるはずである。
よろしければ、クリックをお願い申す。
オバマ新大統領の就任にマスコミ報道によると全米が沸いているようじゃ。確かに、リンカーンによる形だけの奴隷解放より約一世紀半を経ってようやく意識的にも奴隷が解放されたということを感じる。オバマもそれを意識してか、すべてリンカーンの真似事を行っている。少し、Changeというキャッチフレーズとずれている気はするが。自由の擁護者と口では言っていたが、黒人問題を抱え、心の中で忸怩たる思いをしていたアメリカ人もこれで少しは言行一致ということで少しは威張れるようになったのは同慶の至りである。翻って、我が国も日清・日露戦争を経、第一大戦後に人種差別の撤廃を叫び、第二次大戦に結果として植民地の独立、米国の黒人の社会への進出を促したのであるから、他国の事なれど、今回のオバマ新大統領誕生を祝わなければならない。そのために尊い命を失った多くの英霊にやはり感謝すべきであり、靖国神社に行って今回のことを報告すべきであろう。明治、大正、昭和天皇にも！
よろしければ、クリックをお願い申す。
熱狂的群集というと思い出されるのが、ドイツのナチ党大会の広場を埋め尽くす群衆、天安門広場を埋め尽くす群衆、北朝鮮のマスゲームなどをつい思い出していしまう。熱狂している群衆はすでに恍惚状態になり、理性を失っているように感じる。今回の米国のオバマ新大統領就任式などもその熱狂ぶりは民主国家と思えないよう有様である。もう、米国のマスコミもオバマ大統領歓迎一色である。みんな口を封じられ、それに反対することができないような雰囲気である。融和の象徴のように言われているが、一歩誤ると、逆に社会分断へと歩みだす第一歩である危険がることに気がついているだろうか。この宴のあとに米国民が現実の世界に戻った時が恐ろしい。
よろしければ、クリックをお願い申す。
人は誰でも自分がどこから来たのか、氏素性を知りたいものである。そうして、皆が自分たちの祖先を敬い、自分自身を律することは健全な社会を作るうえでも大切である。オバマ新大統領も自分のルーツを求めそれを公にしている。ところが、我が国では、個人情報保護とやらで、自分が何者かであることを明らかにしなくなり、果てには戸籍謄本まで破棄されそうな情勢である。確かに、個人の住所まで明らかにすることはないし、語りたくない人に強要は出来が、お互いが何者かであるかを認識しあうのも互いの信頼関係を築く上で大事なことである。今日この頃では公人さえも自分の出自を明らかにしない。オバマ氏でさえ明らかにしているのにである。小和田氏や小沢氏も何かとうわさがるが、せめて、三代前までを自ら明らかにすべきであろう。
よろしければ、クリックをお願い申す。