今日は、ゆうちゃまからのお知らせです。
ゆうちゃまの最新作が、今月16日に発売されました。
『救世観音像 封印の謎』というご本です。
法隆寺の夢殿の救世観音像は、とても謎に満ちた仏像です。
明治17年に開扉されるまで、封印という言葉にふさわしいように、ずっと長い間布に巻かれて厨子の中にあったのです。
本書では、救世観音像が、いつ、誰をモデルに造仏され、そして、なぜ、封印されたのか、その謎を解いてみました。ぜひぜひ、ご一読、ご批評いただきたく御願申し上げます。
倉西裕子 『救世観音像 封印の謎』 白水社 2007年。
今日は、ゆうちゃまのご本の紹介です。
ゆうちゃまは、日本史のお勉強が大好きな女の子です。
ブログの右の書籍案内でも紹介していますが、ゆうちゃまは、これまで、ご本を4冊、出版しています。
『日本書紀の真実 -紀年論を解く』(講談社選書メチエ 2003年)、『「記紀」はいかにして成立したか -「天」の史書と「地」の史書』(講談社選書メチエ 2004年)、『聖徳太子と法隆寺の謎 -交差する飛鳥時代と奈良時代』(平凡社 2005年)、『国宝・百済観音は誰なのか? -実在したモデルとその素顔』(小学館 2006年)です。
どれも、日本古代史の謎に迫ったものです。ぜひぜひ、読んでみてください。