ちゃぽちゃんは、応神紀の41年と空位年の2年を足すと43年になることがわかりました。
「ちゃぽちゃん。空位年の次には、仁徳紀の87年があるのよ。」
ゆうちゃまは、ちゃぽちゃんに空位年の次に仁徳紀の87年があることを教えました。
「えっ。にんとくきって、87年もあるの?」
「そうよ。ちゃぽちゃん。」
「じゃあ、ちゃぽちゃんの持っているこの大きな積木。仁徳紀にしてもいいよね。」
ちゃぽちゃんは、応神紀の41年のあとに、2年間の空位年があることがわかりました。
「ちゃぽちゃん。では、41と2を足すと、いくつになるかしら。」
ゆうちゃまからの質問です。ちゃぽちゃんは、とうとう算数のお勉強もすることになりました。
「ちゃぽ。ええと。ええと。よんじゅういちと、にをたすと・・・。ええと。よんじゅうさん。」
「よくできました!ちゃぽちゃん。」
ちゃぽちゃんの一言。
「えっへん」。
ちゃぽちゃんから「くういってなあに」と質問されてしまったゆうちゃま。さっそく、ちゃぽちゃんに空位年の説明です。
「空位ってね。ちゃぽちゃん。前の天皇が亡くなられても、次の天皇が決まらなくて、天皇がいないことを言うのよ。応神天皇が亡くなられたあと、大ささぎ皇子と菟遅稚郎子皇子のふたりの皇子が、皇位を譲り合って、二年間も天皇が決まらなかったの。」
ちゃぽちゃんからの一言。
「ちゃぽー。わかった。ちゃぽんちゃんこの積木、応神天皇の積木のうえに乗せてもいいでしょ。」
さてさて、今日もちゃぽちゃんは、紀年法のお勉強です。ゆうちゃまから、今日は、何をならうのかな?
「ちゃぽちゃん、応神紀の41年の次は、空位の2年があるのよ」と、ゆうちゃまが言いました。
ここで、ちゃぽちゃんから一言。
「うん、ちゃぽちゃんわかった。ちゃぽちゃんが持っているこの積み木って、空位の2年でしょ。でも、ゆうちゃま、空位てなーに?」
ゆうちゃまに、”ちゃぽちゃんのお説は違うでしょ!”と言われてしまったちゃぽちゃん。それでもめげずに、今日から、ゆうちゃまに、紀年法を基礎から教えてもらうことにしました。
「ちゃぽちゃん、まず、応神紀の紀年の数は、全部で41年なのよ。」とゆうちゃまが、ちゃぽちゃんに言いました。ちゃぽちゃんは、積み木をひとつ持ってきて、それを、応神紀にしてしまいました。
そこで、ちゃぽちゃんから一言。
「ちゃぽー!この積み木、ちゃぽちゃんのお勉強用の応神紀でいいでしょ?」
どうやら、ちゃぽちゃんの説は、お☓だったようです。ちゃぽちゃんは、ゆうちゃまに、”ちゃぽちゃん、積み木をまっすぐに積みあげると、120年分多くなっちゃうでしょ!”と言われてしまいました。
ここで、ちゃぽちゃんからの一言!
「ちゃぽー!ちゃぽちゃんのお説、お☓だったみたい。えーん!」
ちゃぽちゃんは、ゆうちゃまが、あまりにおむずなことを言ったので、すっかり混乱してしまいました。
「ちゃぽー!ゆうちゃま、それって、なーに?」
とうとう、ゆうちゃまの登場です。
「ちゃぽちゃん。応仁元年は390年で、雄略5年は461年だから、ちゃぽちゃんの積み木は、390年と461年の間に積まないとだめよ」と、ちゃぽちゃんは、ゆうちゃまに言われてしまいました。
「ちゃぽー!おむじゅじゃないのー!」
ちゃぽちゃんの積み木は、果たして、〇なのでしょうか、それとも、☓なのでしょうか。
そこで、おとくい満面のちゃぽちゃんから一言!
「ちゃぽー!〇だよね!」
どうやら、ちゃぽちゃんは、積み木をまっすぐに積み上げてしまったようです。でも、ちゃぽちゃんは、自信まんまんです。ちゃぽちゃんは、紀年法の年代列は、積み重なっていると思っているのです。ここで、ちゃぽちゃんから一言。
「ちゃぽちゃんの積み木が正しいと思う方は、コメントに〇を書いて送ってね!間違っていると思う方は、☓をつけて送ってね!」