高級官僚と言われる人は大学三年で公務員試験に合格して官僚になる例が多い。勉強が出来ると言うことを表しているようであるが、公務員試験などは大学入試程度の学力でも合格できる。大学三年で何を学ぶことが出来るのだろうか?本来、高級公務員は世全般に亘る深い知識、哲学、歴史、文学、などを探究して、必要な経験をして初めて任務を達成することが出来るものである。少なくとも大学院で万巻の書を読み、充分に勉強をすることが必要である。最もそれを指導できる教授がいることが前提であるが、得てして、官僚は権力を肩にして仕事をするため、例え見識に劣っても自分に意見が通る。そのため、自分に能力があるように錯覚しがちである。危なし危なし。