くらも天狗: 日本はハードの特許に偏りすぎていないか

2012年9 月 1日 (土)

日本はハードの特許に偏りすぎていないか

2012/8/31にアップルとサムソンの特許の裁判結果が出た。サムソンの特許侵害を認めなかったが、サムソンの勝利などと言っているが、侵害を認めなかったと言うことであろう。どのような特許であるかは新聞報道だけでは定かではないが、我が国の特許はハード面に偏り過ぎているのではないだろうか？機能面にも特許を認めるべきでは無かろうか。デザインとか機能の独自性の判断は難しいが、デザインの類似性と機能の独自性は似たような面があり、機能の独自性を認めないのはデザインの独自性を認めないことになり、それこそ偽物天国になってしまう。よく特許関係の本に鉛筆の芯の断面を円から六角形にすると強などと言う例がある。六角形にすると言うのはハードの特許であるが、これを転がり出さない鉛筆ということで特許が成り立てば、機能特許となるであろう。どちらが独自性の評価をしているのだろうか？

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