氷河鉄道が転覆し死者や負傷者が出たのは真に痛ましいことである。しかし、事故より二日程度で列車の運行を再開したことに対し、不謹慎だの徹底的に事故の原因を調べてから運行すべきと言う感情論がある。車両に不具合が無く,何十年もあの線路上を無事故で運行してきていることを考えると、軌条に不具合があったことは明らかであろう。それを改善したのならば、運行を再開しても問題はないと考えられる。我国では事故が起きると,すぐ誰に責任があるとか、言うことに関心が行き、利用者のことは置き去りにされる。ドイツのアウトバーンで衝突事故があれば、車両をすぐ片付けて通行を再開させる。我国では警察が事故原因を調べるなどの名目で交通を何時間も規制して警察は平気である。これも利用者のことなどは考えず、自分たちの縄張り意識か,あるいは責任逃れのためににているとしか考えられない。
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